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筆者も悩んだ飛蚊症についての体験談

今回は私も罹ったことがある飛蚊症について、話をしていきたいと思います。

 

はじめに

 私が飛蚊症になったのは、理学療法士の仕事をはじめて、6年目の転職をしたのがきっかけでした。

 はじめは、転職した職場で、パソコンをしながらふと白の壁を見た時に、右目だけ透明の長い糸くずが見えるようになりました。

 発症した初期は、それほど気にしなかったのですが、新しい職場でストレスが溜まる度に、右目の糸くずが気になるようになりました。
※飛蚊症のイメージは上記の図のような感じです。

増え続ける飛蚊症

 一度気になったら、とことん気になるのが人間の性質です。はじめは右目だけだったのが、徐々に増え続け、白の壁や明るい空など見ると視界いっぱいに糸くずが広がるようになりました。

 この頃になると、明るい場所に行きたくなくなったり、休日も暗い部屋で過ごすことが多くなりました。

まず私が対処したこと

 私がまず行ったことは、ひとまず眼科に行きました。

 眼科では「最近飛蚊症がひどいです」と伝え、私はその頃は無知であったため、眼科に行けば目薬などもらって治るものだと安易に考えていました

 しかし、眼科で行われたことは、目をレンズで見て、眼圧を測り、眼底検査を行われて、その結果「網膜剥離ではないから大丈夫です」

その言葉だけで、特に治療も対処法も教えて貰わずに診察が終わりました。

私は、飛蚊症を治してもらいたかったのにと思いましたが、医療の世界で働いているので、確かに「トリアージで緊急性があるかどうかを確認するのが仕事なんだな」とそこは納得することができました。

ここから飛蚊症との戦い

 もうこれは、自分で何とかしないといけないと思い、飛蚊症に対して様々なことを試しました。

まずは、飛蚊症についての本を読み

 毎日、軽くジャンプをするのがいいと書いてあったので、毎日夜に100回程度のジャンプをしました。

これが何に効果があったのかわからないまま、数ヶ月程度行いましたが、結果はあまり変わりませんでした。

次に行ったのが、目の凝りを治そうと思い、入浴中に目の周りにホットタオルを当てて、リラックスしました。

しかし、これもあまり変わりませんでした。

ますますひどくなる飛蚊症

 飛蚊症を発症してから、1年程経過しましたが、いっこうに良くなる気配がありません。

 次に私がした行動は、目にどんな栄養が必要なのかを調べました。

 そしたら、ルテインという栄養素を摂取すれば、飛蚊症が治ったという、本を読んだので、ルテインを多く摂取できるサプリを飲む事にしました。

 そのサプリメントは1カ月に4000円程度かかりましたが、背に腹は変えられません。

 この時の私はとにかく飛蚊症を治したい一心でした。しかし、サプリメントを半年程度続けても何にも効果はありませんでした。

飛蚊症の衝撃事実

 ここらで私はもう一度、飛蚊症について調べ直しました。

 そうすると、飛蚊症は硝子体剥離というものから、起こることがあることを知りました。

その硝子体剥離は老化や近眼の人に起こりやすいらしく、私はその時二十代後半でしたが、ドがつくほどの近眼だったため、「あー、これは硝子体剥離からか」、「それだったら何をしても無駄だな」と考えるようななりました。

事実を知ってからの行動

 事実を知ってから、しばらくは落ち込み、仕事もプライベートにも身が入らなくなりましたが、このままではダメだと思い考え方を変えるようにしました。

それは「目はダメでも、他の身体は元気でいよう」

飛蚊症はあるものと受け入れ、その他の身体は問題が無いようにしようと

その時の私の身体は、「肩も腰も痛い」「身体がいつもだるい」「やる気がでない」「毎日頭痛がする」と心身ともにボロボロな状態でした。

とりあえず健康な身体作りをしよう

 そう思った私がはじめたことは
①毎朝納豆を食べて、プロテインを飲む
②毎日湯船に15分以上浸かる
③寝る前に青汁を飲む

④寝る前に5分間瞑想と全身のストレッチをする
⑤ルテインのサプリメントの摂取は継続

このことをはじめて見ることにしました。

そうする生活を始めて数ヶ月程度で、身体がだるくなったりすることはなくなりました。

すると、なんと気がつく頃には、目の前に広がる飛蚊症の数が大幅に減少しました。

 

 

何で減少した飛蚊症??

 ふと考えましたが、なぜ飛蚊症が減少したのか私には分かりません。

しかし、考えられることは、身体が健康的になったため、日々身体に感じるストレスが大幅に減少したことだと思います。

それに加えて、飛蚊症について様々調べて見た結果、脳は目に見えているものが不要と感じたことは、見えなくなる性質があるそうです。

このことから、普段目にしている、糸くずみたいなものを、脳が不要と判断し、時間経過とともに、見えなくしたのかもしれません。

おわりに

 飛蚊症に悩んでいる方は、多々いらっしゃるかもしれません。私もその一人でした。

今では、まだ保険診療の扱いではなく、自費診療になりますが、飛蚊症に対してのレーザー治療なども行われているそうです。

今後医療が発達すれば、飛蚊症も保険診療での治療が可能になってくるかもしれません。

飛蚊症は生活の質を大幅に下げる病気だと実際に罹った私は思います。

この話が誰かのためになれば幸いです。

 

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