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介護保険で使えるデイサービスとデイケアの違いとは?

今回は介護保険で使えるデイサービスとデイケアの違いについて説明していきます。

言葉は似ていますが、実際行われているサービスに違いがありますので要チェックです。

はじめに

 介護保険の使えるサービスの中に、デイサービスとデイケアという通所介護サービスがあります。

今回は

  1. デイサービスとデイケアの違いとは?
  2. デイサービスとデイケアにかかる費用とは?

について説明していきます。

デイサービスとデイケアの違いとは?

デイサービスとデイケアは、どちらも通所介護サービスですが、目的や提供されるサービス内容、人員体制、費用などにいくつかの違いがあります。

デイサービスは、要介護1~5に認定された方が利用できる「通所介護」サービスです。主に他者との交流、心身機能の維持、家族の身体的・精神的負担の軽減を目的としています。日常生活の介護サービスが提供され、介護士や看護師、機能訓練指導員が在籍しています。

一方、デイケアは「通所リハビリテーション」と呼ばれ、病院や介護老人保健施設に併設されていることが多いです。要介護1~要介護5の人のうち、医師によって専門的なリハビリが必要と判断された方が利用できます。心身機能の維持・回復、日常生活の自立支援、健康管理などが目的で、リハビリ専門職や医師も在籍しています。

デイケアではリハビリ職の個別リハビリが受けれるのも特徴の1つです。

費用に関しては、デイケアの方が一般的にデイサービスよりも高くなる傾向がありますが、正確な料金は施設によって異なりますので、具体的な金額を知りたい場合は施設に直接問い合わせることをお勧めします

デイサービスとデイケアの選び方については、ご本人の状態や目的に合わせて選ぶことが大切です。

日常生活の介護を目的とした場合はデイサービスを、医療的ケアや専門職のリハビリを目的とした場合はデイケアを選ぶことが推奨されます。

デイサービスとデイケアにかかる費用とは?

デイサービスとデイケアの料金は、施設や地域、利用するサービスによって異なりますが、一般的な料金の目安をお伝えします。

デイサービスの場合、利用料は1回につき約1,000円から2,000円が相場です。介護保険が適用される利用料やサービス加算、適用外の食費などが含まれます。

具体的な自己負担額の目安は以下の通りです(1単位10円の地域で計算):

  • 要介護1: 3~4時間未満で約370円、8~9時間未満で約670円
  • 要介護5: 3~4時間未満で約590円、8~9時間未満で約1,170円

デイケアの場合、料金は施設や利用時間によって変動しますが、一般的な費用は以下の通りです

  • 要支援1: 月あたり約2,270円
  • 要支援2: 月あたり約4,230円
  • 要介護1: 1回あたり1時間以上2時間未満で約370円、7時間以上8時間未満で約760円
  • 要介護5: 1回あたり1時間以上2時間未満で約490円、7時間以上8時間未満で約1,380円

これらはあくまで目安であり、食費やおむつ代などの実費分も含めて総額が決まります。

詳細な料金については、利用を検討している施設に直接問い合わせることをお勧めします。

また、高額介護サービス費や医療費控除などの軽減制度を利用することで、費用を抑えることが可能です。

ご自身の状況に合わせて、適切なサービスを選ぶことが大切です。

おわりに

 今回は簡単にデイサービスとデイケアについて説明しました。

分かりにくいことがあれば、コメント欄で教えて頂けれると幸いです。

今後も介護保険で使えるサービスについて随時説明していく予定です。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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