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リハビリの職業について知っておきたいこと②

こんにちは、今回も入院するとほとんどの方がお世話になるリハビリ職について説明したいと思います。

はじめに

前回の復習になりますが

リハビリ職の中には

  1. 理学療法士
  2. 作業療法士
  3. 言語聴覚士

この上記3職種に分かれています。それぞれ専門性を持っていて、今回は作業療法士について説明していきたいと思います。

 

作業療法士とは

作業療法士とはOccupational Therapistと呼ばれ、略してOTと呼ばれます。

作業療法とは、人々の健康と幸福を促進するため、医療、保健、福祉、教育などの領域で行われる、作業に焦点を当てた治療、指導、援助である。作業とは、対象となる人々にとって目的や価値を持つ生活行為を指します。

少しわかりにくい所もあるので、簡単に説明しますと

作業療法士は基本的に「食事」・「更衣」・「入浴」・「整容」などの生活の動作を改善するために関わる仕事です。その他には精神疾患に対する介入ができることも作業療法士の仕事の特化した内容です。

この「食事動作」や「更衣動作」、「入浴動作」などのことを応用動作といい、作業療法士は応用動作の維持・向上に努めることが仕事になります。

作業療法士はどれだけの数がいるの?

これは「日本作業療法士協会誌」に掲載された作業療法士の数になります。

理学療法士と違い、作業療法士は年々、少しづつですが増加傾向になっています。

しかしながら、作業療法士はまだまだ人手が少ない状況で、どこの病院でも作業療法士を欲している所が多いのが現状です。その一つが理学療法士と同じで職域が広がっていることが原因の1つです。

どのように職域が広がっているの?

ひと昔前は、作業療法士も「骨折などの整形外科疾患」「脳卒中」この2つに対してのリハビリが中心的に行われていました。

しかしながら現在は、肺炎や尿路感染などの内科系の方にも作業療法士が介入しますし、最近では心筋梗塞などの「循環器疾患」、ICUとよばれる「集中治療室」でのリハビリも少ない施設ですが、作業療法士が介入することが増えてきています。

また終末期と呼ばれる、ガンの末期の人に対しての作業療法士の役割も出てきておりますが、作業療法士の数はまだまだ伸びたらず、これから作業療法士を目指すにはもってこいかもしれません。

ここ数年で「ハンドセラピー」という、手や指に対する作業療法士の役割も一気に目立ってきましたね。

しかしながら、その分、勉強する分野が増えているため、これから作業療法士を目指す人は、理学療法士を同じで医師の研修医並みの知識を求められる可能性があります。

作業療法士もは人の役に立てる立派な仕事です。作業療法士の数は足りていないため、まだまだ可能性に満ち溢れている職業だと私は考えます。

以上で今回の話は終わりたいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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