介護保険料改定【詳しく】 大阪市が最も高い 全国平均月6200円超 3年前に比べ3.5%上昇 最安は小笠原村 | NHK | 厚生労働省
このニュースがありましたので、介護保険料について触れてみたいと思います。
介護保険料とは?
介護保険料とは、日本の介護保険制度において、40歳以上の住民が保険者である市区町村に対して支払うお金です。
この保険料を支払うことにより、給付(介護サービス)を受ける権利を得られます。
介護保険制度は、必要な介護サービスを提供するために集められた保険料を元手に運用されています。
介護保険料の負担は、40歳になると始まり、終身にわたり続きます。
保険料の金額は、被保険者一人当たりの月額で約6千円程度とされており、所得に応じて変動します。
また、介護サービスを利用する際には、保険料とは別にサービス費がかかり、利用者負担の割合は原則1割ですが、前年所得により2割または3割の負担を求められる場合もあります。
介護保険料の滞納をすると、給付を受ける権利に影響が出る可能性があるため、定期的な支払いが重要です。
詳細な計算方法や徴収方法については、居住する市区町村の窓口や公式ウェブサイトで確認することができます。
今回のニュースの内容では、最も高い自治体と最も安い自治体では約6000円の差があることが分かりました。
介護保険のサービスは何歳から受けられる?
介護保険サービスは、原則として65歳以上の方が利用できます。
65歳になると、介護保険証が市町村から送付され、介護サービスの利用資格が得られます。
ただし、40歳から64歳までの方(第2号被保険者)で、特定の疾病に罹患し介護が必要と認定された場合は、65歳未満でも介護保険サービスを受けることができます。これには特定16疾病が含まれています。
特定の疾患を持っていると、40歳から介護保険のサービスが受けられます。そのため、介護保険料の支払いも40歳からになっていることが分かります。
介護保険料は40歳から支払い始めますが、サービスの受給は上記の条件に該当する場合に限られます。
詳細な情報やご自身の状況に合わせたアドバイスは、お住まいの市区町村の窓口で確認することをお勧めします。
介護が必要になった際には、適切なサービスを受けられるよう、事前に準備をしておくことが大切です。
40歳から介護保険が受けられる疾患は?
40歳から介護保険が適用される特定疾病は、以下の16種類です
- がん末期(医師が回復の見込みがないと判断した場合)
- 関節リウマチ
- 筋萎縮性側索硬化症(ALS)
- 後縦靱帯骨化症
- 骨折を伴う骨粗鬆症
- 初老期における認知症(アルツハイマー病、ピック病など)
- 進行性核上性麻痺
- 大脳皮質基底核変性症
- パーキンソン病関連疾患
- 脊髄小脳変性症
- 脊柱管狭窄症
- 早老症
- 多系統萎縮症
- 糖尿病性神経障害
- 閉塞性動脈硬化症
- 慢性閉塞性肺疾患
これらの疾病に該当する場合、40歳から64歳までの方(第2号被保険者)は、要介護認定を受けることができ、介護保険サービスを利用することが可能です。
詳細な手続きや条件については、お住まいの市区町村の窓口で確認することをお勧めします。
介護が必要になった際には、適切なサービスを受けられるよう、事前に準備をしておくことが大切です。
おわりに
介護保険料は40歳から自動的に引き落としが始まります。
しかし、介護保険制度を理解されている人の方が少ないことが現状の問題点です。
私のブログでも介護保険のことを日々発信していきますので、是非参考にして下さい
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
|
PC表示にしないとブログ村のバナーが表示されません。
改善の余地はありませんかね。
介護ブログ(6,152サイト) 248位
週間 IN 66
週間 OUT 62
コメントありがとうございます。
私のスマートフォンでは、表示されているのですが、、、
お使いのスマートフォンでは、表示されていないのでしょうか?
対応をしてみます。ご連絡ありがとうございます。