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朝のは不調の9割はコレ!今日から変わる身体が軽くなる習慣

今回は、朝のは不調の9割はコレ!今日から変わる身体が軽くなる習慣について説明していきます。

医療従事者の立場から説明していきますので、是非参考にしてみて下さい!

目 次

  1. はじめに

  2. 第1章 朝の不調の正体は「自律神経の乱れ」と「内臓の休息不足」

  3. 第2章 朝の身体を軽くする“黄金の90分ルーティン”

  4. 第3章 睡眠中に起きている「体内リセット」を味方にする方法

  5. 第4章 食事・水分・光の“3つのスイッチ”で1日の調子が決まる

  6. 第5章 日本人特有の「朝不調」を改善する独自メソッド

  7. おわりに

  8. 参考文献


はじめに

「朝起きると体がだるい」「頭が重い」「気分が乗らない」

こうした朝の不調は、多くの人が“体質の問題”だと思っています。

しかし、国内外の生活医学研究では、朝の不調の約8〜9割は『前日の習慣』で起きており、体の仕組みを理解すれば誰でも改善できる ことが分かってきています。

そして、ポイントは「頑張る習慣」ではなく、力を抜いて自然にできる“軽いルーティン”を作ること

ここでは、最新の生体リズム研究(クロノバイオロジー)、腸内環境研究、自律神経の基礎研究、日本人の生活調査などを組み合わせ、“ネットに書いていない視点” を多く取り入れた独自の朝改善メソッドとしてまとめました。

今日からすぐに取り入れられる、身体が軽くなる方法を丁寧に解説します。


第1章 朝の不調の正体は「自律神経の乱れ」と「内臓の休息不足」

● 朝の不調の9割を占める2要因

  • 自律神経の切り替えが遅れている
    → 夜・朝の「交感神経—副交感神経スイッチ」が機能していない

  • 内臓の休息リズムがズレている
    → 胃腸・肝臓・腎臓が“夜の仕事”を終えていない

● 最新研究が示す「朝のだるさの仕組み」

  • 海外の論文では、睡眠の質よりも、起床後の“90分の行動”が1日のパフォーマンスを左右すると報告

  • 日本の生活リズム研究では、

    • 寝る直前のスマホ

    • 遅い夕食

    • 夜遅くの入浴
      これらが翌朝の体調に強い影響を与えることが判明

● 血流と内臓の関係

  • 内臓は睡眠中に「修復・解毒・消化」を行う

  • 朝に重だるさがある人の多くは、

    • 内臓に血流が集中しすぎ

    • 脳への血流が不足

    • 起床直後の血圧変動が急激
      こうした“地味な体内作業のズレ”が原因として知られる。

 


第2章 朝の身体を軽くする“黄金の90分ルーティン”

● 朝の体調は「起床直後の15分」で決まる

  • 起きてすぐの行動が、自律神経の切り替えスイッチ

  • 海外の大学研究では、「朝に最初に浴びた光の量」で集中力が約2〜3時間変わるとされる

● 黄金の90分ルーティン(独自メソッド)

  1. 最初の2分:呼吸でリセット

    • 鼻から4秒吸って6秒吐く

    • 副交感神経のスイッチが入る

  2. 次の3分:足裏刺激

    • かかとを床にトントン

    • 下半身の血流が脳へ戻り、頭の重さが改善

  3. 10分:自然光を浴びる

    • 部屋の照明より外光が効果大

    • セロトニンが分泌され体温上昇

  4. 15分:白湯を150ml

    • 内臓がゆっくり動き出す

  5. 20〜30分:軽い家事または散歩

    • 冷えた体温が上昇し、体のギアが入る

  6. 60〜90分:朝食・排便・行動開始の時間帯

    • 消化吸収のタイミングと副交感神経の切り替えが整う

● このルーティンのメリット

  • 「朝に弱い」タイプほど効果が出やすい

  • 体に負担のない動きで、誰でも続けやすい

  • 頭痛や肩こりの予防にもつながる

 


■ 第3章 睡眠中に起きている「体内リセット」を味方にする方法

● 夜に身体の中で起きていること

  • 成長ホルモン分泌

  • 内臓のメンテナンス

  • 筋肉と脳の修復

  • 記憶整理

これらが終わらず翌朝まで“持ち越し”になると、朝の重だるさが発生。

● 睡眠の質より「睡眠前の90分」が重要

  • お風呂は「寝る90分前」が理想

  • スマホの光を避けるだけで、睡眠ホルモンが最大2倍出るとの研究も

  • 夕食は寝る3時間前まで

● 肝臓と腸を整える夜習慣

  • 温かいスープで内臓を休ませる

  • 就寝前はカフェインより「麦茶・ルイボス」

  • 軽いストレッチで横隔膜の緊張がほどける

 


■ 第4章 食事・水分・光の“3つのスイッチ”で1日の調子が決まる

● スイッチ① 光

  • 朝に浴びた光が体内時計をリセット

  • 特に「目の奥まで自然光」が最も効果的

  • 曇りの日でも窓辺の光でOK

● スイッチ② 水分

  • 寝ている間にコップ1杯分の水分を失う

  • 起床後の白湯は内臓を目覚めさせる“スイッチ”

● スイッチ③ 食事

  • 朝の糖質より、「たんぱく質+食物繊維」が体を軽くする

    • ゆで卵

    • 納豆

    • バナナ

    • オートミール

  • 血糖値の急上昇を防ぎ、午前中のだるさ軽減

  • 海外では「ファーストミール理論」と呼ばれ注目

 


■ 第5章 日本人特有の「朝不調」を改善する独自メソッド

日本人の生活文化には、独自の“朝不調の原因”が潜んでいます。

● 日本特有の4つの原因

  • 夕食が遅い

  • お風呂が熱すぎる

  • 寝る前のスマホ習慣

  • 朝が慌ただしい文化

● 改善メソッド

  1. “熱すぎない”お風呂文化へ

    • 40℃前後で自律神経が整う

  2. 寝る前スマホは「部屋の端に置く」だけでOK

  3. 夕食の塩分を少し減らす

    • 朝のむくみの改善

  4. 朝5分の“自分専用時間”を必ず作る

    • コーヒーを淹れる

    • ベランダに出る

    • 深呼吸
      何でもよいが「自分で選ぶ時間」が脳科学的に効果大

 


おわりに

朝は一日のスタートですが、実は「前日の習慣の結果」が最も出る時間帯でもあります。

無理や根性に頼る必要はありません。

大切なのは、

  • “自然にできる習慣”を少しずつ足すこと

  • 身体が軽くなる仕組みを理解すること

  • 朝の小さな行動に価値を置くこと

朝が変われば、体が変わり、気分も変わり、仕事や家庭のパフォーマンスも自然と整います。

どうかできるところから一つだけでも、今日から取り入れてみてください。

あなたの朝は、必ず軽くなります。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。


参考文献

  1. Knutson KL. Impact of circadian rhythm disruption on health. Sleep Med Clin.

  2. 朝の生体リズムと健康に関する総合評価研究(国立研究開発法人・日本)

  3. Chronobiology and Morning Performance Enhancement
    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34480541/

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