東京 熱中症疑いで16人搬送 東京消防庁 “対策徹底を” | NHK | 熱中症
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今回はこちらに記事について解説していきます
はじめに
東京消防庁によりますと26日、都内では午後3時までに、18歳から91歳までの男女合わせて16人が、熱中症の疑いで救急搬送されました。
このうち
▽30代から90代の10人が中等症
▽10代から80代の6人が軽症だということです。
熱中症とは?
熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。
屋外だけでなく室内でも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。
気温や湿度が高い環境で激しい運動をすると、熱中症の危険性が高くなります。
体調や健康状態、暑さに慣れているかどうかにも注意が必要です。
予防法を知っていれば熱中症は防ぐことができます
熱中症の予防法とは?
熱中症を予防するためには、以下のポイントに注意することが大切です
- 水分補給: 適切な量の水分を摂ることが重要です。特に暑い日や運動中は、こまめに水を飲みましょう。
- 適切な服装: 薄着で通気性の良い服を着用し、帽子や日傘を使って直射日光を避けましょう。
- 涼しい場所で休憩: 長時間の屋外活動を避け、涼しい場所で休憩を取りましょう。
- エアコンの利用: 室内で過ごす際はエアコンを使い、室温を適切に保ちましょう。
- 塩分補給: 発汗によって失われる塩分を補給するため、塩分を含む食事やスポーツドリンクを摂りましょう。
これらの対策を実践することで、熱中症のリスクを軽減できます。
また、体調や環境に合わせて適切な対策を取ることが大切です。
熱中症が脳に与える影響とは?
熱中症は、高温多湿な環境で体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体内の調整機能が破綻することで発症します。
特に脳に影響を及ぼす症状があり、具体的には以下のようなものがあります。
- 熱失神: 長時間の屋外活動や直射日光により、脳への血流が減少して失神やめまいが起こります。
- 熱疲労: 長時間の運動で大量の汗をかくことで、体内から水分と塩分を失い、頭痛や吐き気などが現れます。
- 熱射病: 高度の脱水と循環不全が進行し、体温がさらに上昇して意識障害や体温調節機能不全を引き起こします。
熱中症により脳が焼けて、障害が残り続ける方もいます。熱中症は甘くみてはいけません。熱中症にならないために、適切な対策を取りましょう。水分補給や涼しい場所で休憩することが大切です
おわりに
東京消防庁は、のどが渇く前にこまめに水分を補給するほか、室内で適切に冷房や扇風機を利用するなどして、対策を徹底するよう注意を呼びかけています。
湿気が多い日も熱中症のリスクが高まります。
日頃からの熱中症予防を徹底していきましょう。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。